
どうもこんにちは。
冷凍のサヤインゲン(ぱっと見、サイヤ人に見えなくもない。)を食べていたら美味すぎて、気付いたら一袋まるまる完食してしまっていたD4ikiです。
さて、今日はそんな、みんな病みつきになる美味さのサヤインゲン(サイヤ人にやっぱり見える)についてです。
スーパーなどで手頃に買える、さやいんげん(平仮名にした)ですが、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
基本データ

分類:マメ科インゲンマメ属
原産地:中央アメリカ
多く出回る時期:6月~10月頃
おもな産地:千葉県(約16%)、福島県(約9%)、鹿児島県(約9%)
いつも見かけるので通年ものかと思いがちですが、旬の時期は夏です。
種類

さやいんげんは長さ13〜15cmほどで、ほんのりと甘味があり、やわらかい割にキュキュッとした歯触りのよさが特徴です。(そりゃ病みつきになるわ。)
一般的に流通しているのは丸さやの「どじょういんげん」と呼ばれるもので、「ケンタッキー・ワンダー」や「キセラ」「さつきみどり」「江戸川」など数多くの品種があります。
低カロリー・低糖質

さやいんげんは1パック(150g)あたりでも35kcalしかありません。
1本の重さは大きめでも10gくらいですから、1本あたりなら2kcal前後です。
糖質(炭水化物-食物繊維で計算できます)は、1パックあたりの炭水化物量が7.65g、食物繊維量が3.6gですので、糖質は4.05gです。
もともとヘルシーな傾向にある野菜類の中でも、カロリー・糖質ともに低い食品となっています。
カリウムでむくみ解消

さやいんげんはカリウムをたくさん含んでいるので、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。
また、利尿作用もあるので体内の水分量を調節し、むくみの解消にも効果的です。
美容効果にも期待できますね。
緑黄色野菜βカロテンが豊富

さやいんげんは緑黄色野菜でβカロテンはレタスのおよそ3倍以上も含まれています。
βカロテンは免疫力を高める働きや、がんの予防にも効果があるといわれています
その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺など呼吸器系統を守る働きもあるのです。
ダイエットにも効果あり

さやいんげんに含まれるサポニンなどの物質が脂肪の吸収を抑え、分解と代謝を促進します。
また食物繊維が腸内環境を整えてくれるため、食べ物が腸内にとどまる時間が短くなり、結果的に太りにくい体質を作ります。
ダイエット中の方はとくに摂取していきたいですね。
食べる際には加熱を

加熱が不十分だといんげん豆に含まれるレクチンという物質により、嘔吐や下痢などが引き起こされてしまうことがあります。
レクチンとは、糖に結合するたんぱく質の総称であり動物や植物に広く分布しています。
いんげん豆のレクチンは沸騰状態で5~10分加熱すると壊れるので、食べる際には必ず加熱しましょう。
冷凍さやいんげん

基本的に食品の栄養価は収穫してからの時間経過や、茹でる、冷凍するなどといった調理過程の中でだんだんと減少してしまいます。
例にも漏れず、さやいんげんの栄養価も同じです。
できるだけ採れたてのさやいんげんを食べることが栄養素を壊さないポイントです。
とはいえ、生のまま保存するよりは冷凍保存した方が栄養価が失われずに済むので、大量にあって一度に食べきれないような場合は冷凍保存することがオススメです。
栄養豊富な さやいんげん

さて、いかがだったでしょうか。
今回は”さやいんげん”について紹介していきました。
さやいんげんは低カロリーで低糖質で身体にとって大事な栄養も豊富に含まれていることが分かりましたね。
しかし、どんなに体に良くても食べすぎては意味がありません。
過剰摂取に気をつけて、バランスよく食事をしましょう。
健康や美容にも効果あり、彩りも綺麗な”さやいんげん”をぜひ食卓やお弁当に取り入れて見てはいかがでしょうか。
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