
どうも、こんにちは。
嫁と二人でランドセルを選んでいた時に金額を見て思わず「こんなに高い金額払うならもっと別のものに使いたいわ!」と言いたかったのをグッとこらえて大人の対応をしたD4ikiです。
さて、今回は子供が小学生になったら買ってあげる必要があるランドセルについて見ていきたいと思います。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが実はランドセルの平均価格は年々上がっています。
具体的な金額で見ると2010年には約35,000円だったものが2020年には約52,000円にも値上がりしているのです。
なぜこんなにも値上がりしていっているのか。
そこには理由がちゃんとありました。さっそく見ていきましょう。
・装飾などのデザイン料

最近のランドセルはデザイン性にこだわったものが増えてきていて、特別な金具や刺繍などのデザイン料にコストがかかっています。中にはスワロフスキーの装飾が施されているものもあるそうです。
・年々増え続ける新機能

子供たちが安心安全に使えるように年々機能改善され新機能が増えていく傾向にあり、オートロックや反射板などの工夫された新機能が増えればその分コストが上がり価格高騰に繋がります。
・ランドセルの大型化

脱ゆとり教育が始まった2011年。学習指導要領の改訂による学習内容の増加に合わせて教科書のサイズがB5判からA4判へとサイズが拡大しました。
そのためランドセルも大型化する必要があり、サブポケットの拡大やランドセルの厚みが増えてその分コストが上がったのです。
・メイン素材による価格帯

ランドセルに使われるメイン素材によって価格が変わりざっくりと下の図のように分類できます。
人工皮革 | 30,000円台〜50,000円台 |
牛革 | 60,000円台〜80,000円台 |
コードバン | 70,000円台〜100,000円台 |
必ずしもこの図に当てはまるわけではないのですが相場の感覚としては大体このようになっています。
人工皮革は品種改良により開発費がかさんでいることや、牛革やそれを上回るコードバンはそもそも入手困難な天然素材であることを踏まえるとランドセルが高いのも納得ができます。
・少子化がもたらす影響

少子化が深刻視されている日本ですがランドセルの価格にも少なからず影響しています。少子化により祖父母が孫にかける金額が相対的に増えているのです。ランドセルの価格高騰にはこのような背景が関係しているとも言われています。
・ランドセル選びは慎重に

以上ランドセルの金額についてご紹介していきました。いかがでしたでしょうか。
高額な設定にはいろいろな理由がちゃんとありましたね。
これだけ具体的に理由がわかれば納得です。
もう冒頭で申し上げたような気持ちには決してなりません。本当に。
小学生に入る子ども達が6年間ものあいだ使い続けるランドセル 。
高ければ必ずいいというわけではないと思うので
家庭環境に合わせて子供が気に入ったランドセルを買ってあげて見てはいかがでしょうか。
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