
今回は巷で話題のダイエットや健康にいいと言われるもち麦について紹介していこうと思います。
日本のスーパーフードとも言われるもち麦ですが一体どんな特徴があるのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
・もち麦とは

まずもち麦とはなんぞやという話ですよね。
すごい簡単にいうと大麦を精麦したものです。
大麦は大きく分けると2種類あり”もち性”と”うるち性”のものがあります。
もち性のものを精麦したものが”もち麦”でうるち性のものを精麦したものが”押し麦”と言います。
もち麦は粘りの強いモチモチとした食感で押麦は粘りの少ないプチっとした食感です。
・栄養

次は栄養面について見ていきましょう。
それぞれの栄養を比較すると下の図のようになります。
もち麦に焦点を置いて見て見ましょう。
白米 | 玄米 | 押し麦 | もち麦 | |
カロリー | 356 | 353 | 340 | 334 |
食物繊維 | 0.5 | 3.0 | 9.6 | 13.1 |
タンパク質 | 6 | 6.8 | 6.2 | 9.8 |
糖類 | 76.6 | 71.1 | 68.2 | 62.8 |
もち麦は他の米や麦と比べると大きく違うのが食物繊維の量です。圧倒的に多いのが分かります。
そしてタンパク質の量が多いのも特徴の1つですね。おまけにカロリーと糖類も比較的少いのもスーパーフードと呼ばれる所以です。
・セカンドミール効果

もち麦を紹介する上で忘れていけないのはセカンドミール効果です。
もち麦に含まれている水溶性食物繊維のβ−グルカンという成分は糖質や脂肪の体内への吸収を遅らせる効果があります。さらに血糖値を抑える効果もあり、これらの効果が次の食事まで持続することをセカンドミール効果と呼びます。
そのため例えば朝食にもち麦を食べたとしたら昼食に好きなものを食べても血糖値の上昇を抑えてくれます。血糖値の上昇を抑えることで太りにくくなるのです。
・整腸作用

食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。
水溶性食物繊維 | 腸内の善玉菌の餌となり善玉菌を増やす。 |
不溶性食物繊維 | 腸のぜん動運動を促進させる。 |
もち麦にはこの2種類の食物繊維がバランスよく含まれているので腸内環境の改善に効果的です。
・もち麦生活を

さて今回は日本のスーパーフード、もち麦を紹介していきました。
豊富な栄養と様々な効果を持ったもち麦。
スーパーやコンビニ、薬局などで手頃に買えるのも魅力の1つですね。
ダイエットや美容のために是非、食卓に取り入れて見てはいかがでしょうか。
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