質の良い睡眠は疲れを取る近道

健康・美容

どうもこんにちは。

できることならずっと冬眠していたいなぁと思っているくらい寝ることは好きだけど、なかなか現実はそうはさせてくれないんだなぁと諦めがついたD4ikiです。

さて今回は睡眠についてです。

国民の5人に1人が睡眠に不満を持っていると言われている現代ですが

寝ても寝ても疲れが取れないということはありませんか?

現在、疲れを完全に消し去ってくれるような万能薬は開発されていないので

疲れを取るには質の良い睡眠を取ることが最善策と言えます。

疲れにはどんなメカニズムがあるのか見ていきましょう。

・疲労の原因は自律神経の中枢にある

肉体的な疲労と精神的な疲労を別のものと考えがちですが実はどちらも脳にある自律神経の中枢が大きく関係しています。

自律神経とは呼吸や消化吸収、血液循環、体温、心拍数などを調整している神経で、体のほとんどの器官は自律神経の中枢によってコントロールされています。更に自律神経には交感神経と副交感神経がありそれぞれに下のような働きがあります。

交感神経体を活発にする働き
副交感神経体を休息させる働き

この2つの自律神経をコントロールしているのが脳にある自律神経の中枢で、運動をする場合もデスクワークする場合も疲れているのはこの自律神経の中枢なのです。すべての疲れ=脳の自律神経の中枢の疲れとなっています。

・睡眠を調整しているのも自律神経の中枢

睡眠は浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を周期的に繰り返します。また寝る時間の数時間前から徐々に眠気を催すようにリラックスモードへと精神状態を誘導します。このような自然な睡眠行動を統制しているのも自律神経の中枢です。また疲労が溜まってる時の睡眠や飲酒した時の睡眠は自律神経の機能を一時的に著しく低下させるため夜中に急に目が覚めてしまうことが多いです。

・疲れを感じる仕組み

人が疲れを感じる時は自律神経中枢の神経細胞がサビついて傷ついた状態になっています。この状態になると様々な細胞が本来の機能を果たせなくなり結果パフォーマンスが低下するのです。ちなみに細胞がサビついたり傷つくことを酸化すると言います。

・寝ても疲れが取れない原因

疲れの原因は自律神経中枢の神経細胞のサビ。このサビをとるのが質の良い睡眠です。その質の良い睡眠を得るには睡眠をコントロールする自律神経がしっかり機能している必要があります。

例えば暑い部屋で睡眠を取ると眠っているのにもかかわらず自律神経は体温調節を頑張らないといけません。また、いびきをかいて眠っている状態では脳に酸素を安定して供給するために自律神経が血圧や心拍を上げてフル回転で対応します。このような状態の睡眠は眠っているのにも関わらず運動しているのと同じような状態なので自律神経の中枢を疲弊させてしまいます。

・疲れを取りたければ睡眠を極めよう

質の良い睡眠を得るには日中の疲れをできる限り抑えて、夜間は自律神経が休まるような快適な状態と環境を整えてあげる必要があります。

冒頭でもお話ししましたが日本人の5人に1人が睡眠に不満を持っていると言われています。2010年に行われたNHK国民生活時間調査では平均睡眠時間が7時間14分という結果が出ており、これは1960年の8時間13分と比較すると1時間も睡眠時間が減少していることがわかります。世界基準で見ても日本は先進国の中でも一、二を争う睡眠時間の短い国なのです。

睡眠不足が続くと疲れは十分に回復されません。また睡眠の量だけではなく睡眠の質も重要です。疲れで悩んでいるのならまずは睡眠時間の確保をして、質の良い睡眠を心がけてみてはいかがでしょうか。

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